サムテック社内における Hyper-V® を活用したクライアントPCの仮想デスクトップ構築・活用事例
- Hyper-V on Windows 8.1 Pro (64 bit)
高性能なスペックのWindows7 パソコンを専ら負荷が低くアイドル時間が多いOffice事務作業だけに利用していることに運用上のムダを感じる中、
追加導入するWindows8.1 Pro パソコンについては事務作業用のみならずLinuxサーバー管理/ネットワークトラフィック解析
および多目的研究開発用パソコンとして兼用するニーズが日を追って増してきた。
そのため、Windows 8 Pro(64ビット版)以降追加投資なしで標準機能として利用できるようになったハイパーバイザ(Hyper-V*)を使って、
1台の物理PC上で管理OS(Windows 8.1 Pro 64ビット版)と2つのゲストOS(SUSE Linuxデスクトップ および Ubuntuデスクトップ)を
仮想化構築しての活用を開始した。
また、他のモノリシックカーネル型ハイパーバイザ製品を採用した場合に懸念されるハイパーバイザ側でのハードウェアデバイス依存によって生じる
デバイス追加の際の再構築作業の手間が省けるマイクロカーネル型である点や、1個の物理ハードディスクに仮想ディスク(パーティション)を数秒で
増設・自由にサイズ変更できる柔軟性、さらにWindows 8.1 Pro 64ビット版 / Enterprise に標準で機能搭載されていて追加費用が要らないコスト的な面から、
Hyper-Vの早期導入を決めた。
- 構築した VM1 (仮想マシン1) の起動手順
- 構築した VM2 (仮想マシン2) の起動手順
管理OS: Windows 8.1 Pro 64ビット版
ゲストOS: SUSE Linux Enterprise Desktop 11
管理OS: Windows8.1 Pro パソコン上で仮想マシンマネージャー (Hyper-V マネージャー) を起動後に、仮想マシン(ゲストOS: SUSE Linux Enterprise Desktop 11) に接続・起動します。
管理OS: Windows 8.1 Pro 64ビット版
ゲストOS: Ubuntu 13.10
管理OS: Windows8.1 Pro パソコン上で仮想マシンマネージャー (Hyper-V マネージャー) を起動後に、仮想マシン(ゲストOS: Ubuntu 13.10) に接続・起動します。