平衡形円板共振器法とは?

当社創業者の小林禧夫による1970年代以降の基礎研究をベースに
30年に及ぶ研究開発を経て世界で初めて実用化されるに至った歴史を持つ平衡形円板共振器法 [Balanced-type circular disk resonator method] は、
マイクロ波とミリ波帯において誘電体平板材料の垂直方向(厚さ方向)の複素比誘電率を測定する方法です。
垂直方向の比誘電率はマイクロストリップ構造の設計に有効です。
また、ひとつの測定用冶具のみで共振周波数の異なる複数の共振モードを用いることにより、周波数依存性を簡単に測定できます。