製品名: SUM-FILTER© Ver 1.0
共振器直結型帯域通過フィルタ (BPF) 設計用ソフトウェア
SUM-FILTERのGUI画面
製品の概要・特長
当ソフトウェアは、Windows上で動作します。
まず最初に、共振器直結型帯域通過フィルタ (BPF) の設計パラメータ仕様値(段数 n、中心周波数 f0 、帯域内リップル RW、阻止域最小減衰量 SBmin 、帯域幅 BW)から、
結合係数 kijと外部 Q, Qeを計算します。
次に、これらの計算結果データを基にフィルタ特性タイプ別の周波数応答波形をプロット出力し表示します。
特に、汎用の電磁界解析ソフトを用いてシミュレーションを行う場合にはフィルタ設計に関する深い専門知識が要求され操作が極めて複雑となる「楕円関数フィルタ」の
最適な周波数応答波形を簡単にシミュレーションできる点が、当ソフトウェアご利用の最大のメリットとなっております。
対応フィルタおよび設計仕様
フィルタタイプ | 最平坦特性、チェビシェフ特性、楕円関数特性 |
段数 | 2 〜 20段(最平坦、チェビシェフ) 4 〜 10段(楕円関数) |
比帯域幅* | -5% |
*本ソフトウェアは結合係数を計算する際に幾つかの近似が含まれておりますので、多少理論値と異なる場合があります。
最平坦およびチェビシェフ特性
最平坦およびチェビシェフ特性を有する共振器直結型フィルタの等価回路は、隣接する共振器をインダクタで結合させたものを用いる。
- 入力
- 出力
段数 n、中心周波数 f0 、帯域内リップル RW 、帯域幅 BW
結合係数 kij 、外部 Q, Qe、 規格化素子値 gij
共振器直結型フィルタの等価回路図
楕円関数特性
楕円関数特性を有する共振器直結型フィルタの等価回路は、隣接する共振器および i 段目 と n-i 段目(i=1,2,・・・・・n/2-1) の共振器を
インダクタで結合させたものを用いる。
- 入力
- 出力
段数 n、中心周波数 f0 、帯域内リップル RW、阻止域最小減衰量 SBmin 、帯域幅 BW
結合係数 kij 、外部 Q, Qe
共振器直結型フィルタの等価回路図
このソフトウェアを用いたフィルタ特性タイプ別の計算結果データと周波数応答波形
最平坦フィルタの特性
チェビシェフフィルタの特性
楕円関数フィルタの特性
プロセッサ(CPU) | Intel Pentium 4(1.5GHz)以上 |
オペレーティング・システム | Microsoft Windows 7, Windows Vista, Windows XP または Windows 2000 |
メモリ | 512MB以上のRAM【Windows XP】 2GB以上のRAM【Windows 7 / Vista】 |
ハードディスク | 1.5GB以上の空き容量【Windows XP】 20GB以上の空き容量【Windows 7 / Vista】 |
ディスク装置 | CD-ROMドライブ |
ディスプレイ | XGA(1024 dpi × 768 dpi)以上の画面解像度 |
本製品の購入価格またはクラウド式レンタル料金についてお知りになりたい方は、info@sumtec.biz まで、メールにてご相談下さい。